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"Mobius Strip"-Commercial rating training #4

5/13/10
Type of A/C: PA28R
Duration of FLT:1.6hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:7
Normal LDG:7
Maneuvering: Eights on Pylons, Steep Spiral

いよいよこのマニューバに挑戦するときがきた。Eights on Pylonsだ。

実は、未だにTurn around a point×2との区別がついていない。それと、感覚としてはSteep Turnを左右交互にやるものにも思える。

Steep Turnは45°くらいのバンクで速度・高度一定て360°旋回するというもの。これを左右交互にやると、一見「8の字」を描いているようにも見える。しかし、Steep turnではwind correctionを考慮しなくていいので、極論すると円を2つ描いているわけではない。描く円は、風下方向に流されて、バネのような航跡になっているかもしれない。それでもOKなのがSteep Turnだ。

Turn Around a pointは、昔々本土で飛んでいたときに、「地上にある一点を中心に、そいつが固定されているかのように見えるべく、周囲を旋回し続ける。そしてキレイな円を描く。」と習った。そしてハワイで飛び始めてからはTurn Around a Pointについて習うこともなく、PrivateのCHK RIDEになって初めて「ではTurn Around a Pointをやってください」とExaminerから言われて、ヘロヘロなTurn Around a Pointをやったことがあるくらいだ。ただ、こいつの原理は、風上に向かうときはShallow Bankで、風下に向かうときはSteep Bankにして円を描く必要があるというのは理解しているつもり。

さて、このEights on Pylonsだが、理解してしまえばそれほど難しくないような気がするのだが、これをBlogで説明するとなると、かなりメンドクサイ。まず、「メビウスの輪」じゃないけど、8の字を空中に浮かべて横から見ると、8の字の中心にあるクロスするポイントが高度が高くなり、その両端は若干低くなる。なぜか?

それは、Ground SpeedによってEights on Pylonsをやるための高度、Pivotal Altitudeが決定されるからだ。これは(GS)^2/11.3という式で算出される。仮に、GS100ktだったら885ft(AGL)だ。仮に無風でEights on Pylonsをやるのならクロスポイントも両端も同一高度になるが、大抵の場合「風」は吹いている。左右逆に360°旋回(厳密には違う)的なことをやるのだから、マニューバの最中で必ず風下・風上に位置することになり、GSが変化する。

Eights on Pylonsでは、パイロン2つを結んだ線が風向きと垂直になるように設定し、風上側から、つまりダウンウィンドに位置して8の字のクロスポイントへ向かってエントリーする。すると、ダウンウィンドにいる間は追い風だからGSが速くなるが、アップウィンドに向かい始めてからは向かい風となるからGSが遅くなる。結果、ダウウィンドでの旋回では高度が上がり、アップウィンドでの旋回では高度が下がる、これをメビウスの輪のように続けていく。

ところで、Eights On Pylonsの目的ってナニ?
上から見て、2つのパイロンをまわって8の字を描くことが究極的な目的だが、これをコックピットから見るとどのような画で見えるべきなのか?答えは簡単、パイロンを(PA28Rのような低翼機の場合)翼端の中心の上の捕らえ続けるように見えるべく、飛び続けることである。Mr.Jが言うには、

「翼端の真ん中に1ftの四角形をイメージして、そのなかにパイロンを捕らえ続けるんだ。で、パイロンが前に動くようであればヨークを前に動かして、パイロンが後ろに動くようであればヨークを後ろに動かすんだ。」

ということだった。ちなみに、パワー設定は固定のままだ。となれば、適切なパイロン2つ見つけて、適切にエントリーさえすれば、あとは「翼端にパイロンを乗せる」だけだ。実際にやってみて、そう実感した。
このとき、思い出したのが「海老一染之助師匠」だ。正月の定番、「おめでとーごさいます!」の高らかな声で登場し、傘で何でも回す芸の、「いつもより多めに回しております」の、あの染之助師匠だ。実際飛びながら翼端でパイロンを「まわしている」と、なおさらそのイメージが強い。

さらに乱暴に言えば、Pivotal ALTについては難しく考えなくても大丈夫だと思った。なぜなら、きちんと「まわしている」限りは高度が勝手に変化するからだ。実際、パイロンばかり見ていて高度計をたまにチェックすると、向かい風で高度は下がり、追い風で高度は上がっていた。Mr.Jから「周囲のトラフィックもCHKしろ」と言われたくらいだ。そのくらい、パイロンを見ながら飛んでいても成立する、そんな気がした。

もう1つ新しいマニューバとしてやったのはSteep Spiralだ。Glide Speedの105MPHを維持しながら、1つの固定目標を中心に同じ旋回半径でまわりながら降下する。バンク角はSteepで最大60°まで。低翼機の場合、左翼付け根前縁に固定目標がきたところで旋回降下を開始する。3周して1000ftAGLまでにリカバリーする。このため、South Practice Areaでは5500ft(MSL)でマニューバを開始する。なかなか気持ちイイ。

初回のマニューバにしては悪くないようだった。あらかた納得してKALAELOA(JRF)に向かいTGLに入る。
接地も大分慣れてきた。少しずつ、「トン」という接地のショックも少なくできつつある感触だ。今日重点的にやったのは、Power Off 180だ。Gear DWN前であれば余裕だが、Gear DWN後ではクロスウィンドのためかスレッショールドに到達できない。パターンワーク全体で、Gear DWNとFLAPs DWNの時期をできるだけ遅くするべきと感じた。

1.6Hrs、効率的なFLTが続くのはやはりうれしい。

これまでの飛行時間:240.7Hrs

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やはり凄いのか、、、

HCFは、TECを調べるのに購入したテキストには、Honolulu Consolidated Facilityと書いてありましたが、ネットで調べるとControlでしたね。管制官の組合ページにはCONTROLって書いて有るんで、テキストが間違ってた見たいですね。まあ、Facility TypeがConsolidatedってのは間違いないでしょうけど。

Gradeですが、、、 私が訓練をしていた横に、San Joseと言う忙しい、Class-Cの空港がありました。 そこでも、Gradeが7. San Franciscoでも9。 (まあTRACONは、さすがにGrade 12ですけど。) Grade 11で「それほど難しくない」と言うのは、、、KommyさんのATCの上手さでしょうか。 ちなみにLAX Towerも11ですよ。

Gradeですか?

うえださん、カキコミありがとうございます。
私もblogの更新が途絶え気味です。

TECの件は、ようやく落ち着きそうなんですね。KeikunさんのところもCHKしてます。

HCF(Honolulu Control Facility)というシステムに移行したのは2002年ごろですので、新しい制度なんでしょうね。島ならではのシステムなんだと思います。

Grade11って、知りませんでした。ですが、HNLの場合は南側がClassBになってますし、VFRの入出域ルートも決まっているので、慣れてしまえばそれほど難しくないと思いますよ。

余談に、、、HCF

「HCF」って何だろうと、以前から思っていたんですが、TECを調べていると分って来ました。

Honolulu Consolidated Facilityの略だったんですね。しかも全米で唯一。HawaiiはARTCC(センター)、TRACON(アプローチ)、そしてATCT(タワー)が一つになったシステムなんですね。 特殊なんでTECが無いのも、ちょっと納得。

ちなみに、HCFは忙しさと言うか、難度と言うか、、、ATC Gradeが11です。 これはタンパ、ボストン、ラスベガス、フィニックス、LAXタワー等と同じレベルです。 5が一番楽で、12が超忙しい。 私が訓練した空港は6でしたので、HNLの急がしさが理解できます。 Kommyさんらは凄い。。。

TEC

Kommyさん、お久しぶりです。

やっとTower En Route Controlのページが出来ました。 ゴールデン・ウイークに完成させるつもりで頑張ってましたが、色々な質問が他にも出てきて、やっと完成かな?って所まで来ました。 Preferential RouteやらATCTとか。次はLOAかと思いつつ。TEC自体は100%の物が無いと理解できたので、完璧が無いのも分りましたが完璧で無い分、苦労しました。。。

とりあえず、TECのページが出来るまで、みんなのBlogを見ない様にしてました。読むとコメントしたくなる癖が有るので、、、、 Commercial マニューバーはKeikunの所でコメントした事が有るので、参考にしてみて下さい。

これからも、宜しく
プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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