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"Written Exam"

05/21/09
No FLT.

今日(午前中)、Written Examを受けてきた。
FAA Private Pilot(Fixed Airplane)を取るためには当然試験があり、わかりやすく言うと、「実技」(口頭質問を含む。)と「筆記」に分かれる。
そのうちの「筆記」試験を受けてきた。

結果から言うと、合格(ホッと一安心)。

クルマの免許でも学科と実技の試験があるように、飛行機でも学科と実技の試験がある。そのうちの学科試験を今日クリアしたことになる。
中身は?

https://www.faa.gov/training_testing/testing/airmen/media/LearningStatementReferenceGuide.pdf

このリンクはFAAの学科試験の内容を簡単に示してあるもので、学科試験問題そのものも実はWebで公開されている。
つまり、そんなに難しいものではない。けど、(少なくとも暗記程度に)勉強しないと受からない。
学科試験は理論や知識の仕上げであり、飛行機を飛ばすのに必要な知識を確認するもの、つまり、必然的に「自分のモノにしておかないとアトで自分が困る」ということになる。

分野としては、航空力学、航空生理学、飛行原理、航空気象、空域、空港でのオペレーション、航法(ナビゲーション、計算問題を含む。)等々と多岐にわたる。計算問題すらある。
一例を挙げてみよう。

「9000ftで巡航中、ミクスチャーは適正にセットしてある。ここでミクスチャーの設定を変更しないまま4500ftまで降下するとどうなるか?」
A.燃料と空気の混合気の濃度がとても薄くなり、危険である。
B.混合気の濃度が濃くなる。
C.混合気にはなにも変化が生じない。

「高度計の気圧設定を30.01mmHgから29.91mmHgに変更した場合、高度計の表示はどうなるか?」
A.100ft高い数値を表示する。
B.100ft低い数値を表示する。
C.1000ft低い数値を表示する。

「航空機の所有者または運用者がなんらかの航空インシデントに巻き込まれた場合で、NTSB(国家運輸安全委員会)に報告しなければならないのは?」
A.7日以内
B.10日以内
C.報告を要求された場合

というような問題が出る。見てみると、飛行原理を理解したうえで実際の操作に即した問題や、規則(レギュレーション)として覚えなければならないもの、等がある。
実際の勉強自体は、時間を掛ければ難しくないのだが、練習問題を買って解いたりすると、広範囲かつ量的に多いので、すこしめんどくさい。
本番では電卓が使用できるが、勉強では筆算でやってみた。40歳手前になると、なんとなく計算スピードが落ちている気がした・・・昔は「数学が得意です」と言っていたのに・・・

そのなかで、1つだけ気に入らない問題があった。気象だ。

気象と言っても様々で、文字だけで気象現況を表示したり、それを解読したり、あるいは雲の種類だとか寒冷前線だとかいろいろあるのだが、その中で引っかかったのが「気象チャートを用いた問題」だ。
ここで言うチャートってのは、地図上に天気の記号(雲量や視程、現象(降雨、降雪、雷等)、VFRのエリア、IFRのエリア、その中間のエリアを記載したものだ。
記号の意味自体は勉強すれば理解できるのでイイ。問題は地図だ。
この地図、全米の白地図を使うのだが、問題の記載はこのようになる。

「(気象チャートを見て)オクラホマ州北部でVFRが許可されない理由は?」
A.視程
B.雲底
C.視程と雲底

困った!表示されるのは全米の白地図であり、州の境は記載されているが、どれがオクラホマなのかわからん!
ということに、問題集をやっている内に遭遇した。

永住権というか就労許可証というのかよくわからないけど、外国人がアメリカに済むために必要となるグリーンカードの取得には、一般常識として全米50州の位置やアメリカの歴史とかを問う試験があると聞いたことがある。
アメリカという国は好きだし、チャンスがあれば(収入と住居ね。)いっそアメリカで暮らすのも悪くない、とは思うが、さすがに全米50州を全部覚えようと思ったことはない。頭にあるのは、本土から離れているハワイとアラスカ、それからわかりやすいところでカリフォルニア、テキサス、ワシントン(DCでなく、シアトルがある方)、フロリダ、ニューヨーク、それから以前住んだことがあるペンシルバニアと、5年前のX Countryで飛んだことがあるオハイオくらいのもんだ。

対応策としては、

・この際50州を覚える。→そこまでカブレていない、却下。
・州名記載の白地図を自分で用意し、試験管に泣き落としする。→採用!

となった。
いや50州覚えてもよかったんだけど、重心距離の求め方、モーメント計算方法、チャート、グラフの読み方等、他に覚えないといけない(復習しないといけないこと、とも言う)ことはたくさんあり、全米50州はまたの機会にすることにした。

ちなみに、試験はコンピューターのオンラインでの受験になり、これは通っているスクールで受けられる。
Writtenと言いつつも、コンピューターで3択問題を選ぶ、もちろんセンター試験(1970年、71年生まれは最後の共通1次試験の世代)で選択肢を選ぶのと同じように、ちゃんと計算したり問題をよく読まないと間違える。

ということでスクールに到着して、全米50州の名前を記載した地図を印刷した紙を試験官(といっても受付の兄ちゃん)に見せて、

「これ、持ち込んでもイイ?だって全米50州なんかわからないもん」
「あー、ゴメンナサイ、ダメです。電子手帳ならOKなんだけど」

なんだとー!
辞書の持込がダメって書いてあったから持ってこなかったのに、なんで電子手帳(大体なにそれ?PDAか?)がOKなんじゃー?


しかし、

「・・・ハイ、わかりました(兄ちゃん47都道府県全部わかるかい?)
とにかく、自分の知っている州が出ることを祈った。

1時間後・・・

問題「(気象チャートを参照)ケンタッキー州北部でVFRが許可できない理由は?」

カーネルんトコかよー。

結果、61問中53問正解で正答率87%で合格。(合格ラインは70%)
この正解53問に、カーネルんトコが入っているかどうか、それはわからない。

それから、こんな実験をしてみた。
http://www.youtube.com/watch?v=a5vQHUtLxB0

今後、ビデオで紹介できればイイなと思っている・・・。

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プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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