スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

"The 1st IFR training"-IFR Trainig #1

12/12/09
Duration of FLT: 1.4hrs
Hood time: 1.0hrs
Night: 0.2hrs
Route of FLT: PHNL-PHNL
Normal T/O:1
Normal LDG:1

とうとうInstrument ratingのトレーニングを開始した。
これまで面倒を見てくれていたMr.Gの都合が合わなくなってきたため、新しいイントラをアサインしてもらった。Mr.Gは大学教授という肩書きを持っていたが、新しいイントラのMr.Mは、正真正銘コマーシャルパイロットだ。なんでも、海軍出身らしい。

飛行機の予約30分前にスクールに集合し、ちょっとしたディスカッションをする。Privateの復習的なものもあれば、新しいものもある。ちょっとややこしかったのは異常姿勢からの回復。

・旋回上昇の異常姿勢からのリカバリーは?
・・・フルパワー、ノーズダウン、そしてレベル・ウィング
・では降下旋回の異常姿勢からのリカバリーは?
・・・パワーアイドル、レベルウィング、ノーズアップ

字面にすると冷静に考えられるが、聞かれると一瞬と惑う。

今日全般的にやったのは、主にHood着用での空中操作だった。

Hood着用での、
・レベルフライト
・旋回
・上昇、降下
・上昇旋回、降下旋回
・スローフライト
・パワーオフストール
・パワーオンストール
・異常姿勢からの回復

これをみっちりやった。
それ以前に、久々にイントラを乗せてのFLTだったので、出だしはギクシャクしていた。ATCとの交信もなんとなく舌が回らない。Mr.Mからの重要ポイントの1つは、チェックリストだ。プリフライト・インスペクションであってもチェックリストを片手に持って点検することを勧められた。離陸後、なんとなくヘッドセットが後ろにズレ始めたため、少しだけMr.Mに操縦を代わってもらってヘッドセットを付け直し、深呼吸して調子を取り戻す。

Wheeler TWRはすでにクローズしている時間(つか、土曜日だから終日クローズだった。)のようで、応答はなかった。そこからHoodを付けてトレーニングに入る。基本は計器のクロススキャン、ターンはターンコーディネーターを見ながらのスタンダードターン、6つの計器を交互に見ながら飛ばす。
gaugescan.jpg

上昇・降下、旋回を織り交ぜても普通に飛ばす分にはそれほど苦労しなかった。90kt、70ktでのコンフィギュレーションもこなした。中盤から、Mr.Mが「スローフライトをやる」と言いだした。ただし、コンフィギュレーションが少々厳しい。

「スピードはグリーンアークのボトムの45ktだ。」

普通は50ktあたりだったように記憶しているが、45ktだとストール寸前だ。これもピッチがスピードをコントロールし、パワーが高度をコントロールすることを理解していれば問題ない。ただし、高仰角姿勢になるので機体が左に行こうとする現象が強くなる。このため、右ラダーを思い切り踏み込む。45ktでストール・ウォーニング・フォーンが、まるで蚊の飛んでいる音のように延々と鳴り続ける。このままHDG、ALT、Air Speedを維持する。結構足が疲れる。
スローフライトの状態での旋回もやったが、バンク角が10°を超えないようにする。スローフライトで15分くらいやっただろうか。自分の中でも、少しでも長く安定したスローフライトを見せてやろうと、チャレンジャー・スピリットが湧き出してくるのがわかる。

その後、異常姿勢からのリカバリー。上昇旋回と下降旋回の両方をやった。Mr.Mが操縦を代わり、下を向いて目をつぶるように言われる。結構激しく機体をシェイクしている。うげー、マイナスGだ・・・。

"You have the airplane"

そういわれた瞬間、目を開けてヨークを握り、計器を見て姿勢を判断してリカバリーに入る。(実際はほぼ同時にやっている。)

上昇旋回姿勢、フルパワー、ノーズダウン、レベルウィングでリカバリー。
降下旋回姿勢、こいつが強烈だった。
目を開けた瞬間、降下しているのは瞬間的にわかった。パワーアイドル。このあとレベルフライトに持ち込むわけだが、Air Speedが加速しているから先にレベル・ウィングにしないと強烈なGで機体に影響出る。そこからヨークを引き始めるのだが、高度計がスゴイ勢いで降下を示し、Air Speedがどんどん加速する。スムースエア限定での最高運用速度の160ktに近づこうとしていた。ヨークが硬い。急激に引いてイイものか躊躇してしまう。急激に引けば機体に絶対悪影響が出る。最終的にはMr.Mが手助けしたようだが、Hoodでの急降下はちょっとスリルがあった。

ここまでやったら「今日の分は十分やったと思うからHNLに戻ろう」ということになり、Hoodを外した。やっと自分がどこに居たのかを認識する。Hoodをしていても隙間から海面が見えたりしていたから洋上なんだろうとは思っていたけど、Hoodを外したら、夕暮れのノースショアが目の前に見えていた。Night conditionだ。

HNL R325をフォローするようにしてHNLに戻る。夕闇に水銀灯の夜景がキレイだ。Wheeler上空からすでにリポーティングポイントの"インターチェンジ”の目印の高層コンドミニアム×2がよく見える。ATISを確認してHCF APPを呼び出すが、

「インターチェンジ上空で呼び出してくれ」

と言われてしまった。
久々のNight LDG、Mr.MにはNight LDGはあまり得意ではないと申告しておいた。機内の照明をMr.Mがいじってくれるが、スイッチ類の場所がよくわからない。12月、6時過ぎ、もう懐中電灯が必要だな。
RWY4Lに降りる、ラウンドアウトからフレアまで、一瞬ヨークが硬くなったためMr.Mがヘルプしているのかと思ったが、横を見るとそんな様子ではなかった。Night LDGはそれほど悪くなかった。(アトで確認したら、やはりヘルプしていたらしい。)

ランプまで戻るときも細かいところを教えてくれる。やはりPrivateで自分で飛んでいると、悪い癖というものはつくようだ。最近はグレアシールドチャートやチェックリストを置く事があるのだが、「それはやめておいた方がイイ」と言われた。ガラスに反射して視界が悪くなるからだ。これは最も自分でもよくわかっているところで、車でも絶対にダッシュボードにはモノは置かない。ただ、XCをやってたりすると、以外にグレアシールドの上って邪魔にならないことに気が付いたのだ。しかしここは素直に従う。

初めてのIFRトレーニングは空中操作が主だったが、計器だけを見るチャレンジは面白いと感じた。ますますこれからのトレーニングが楽しみだ。

■ワンポイント:計器のクロスチェックはダンスのように
Attitudeを基準にして123,123,123・・・とダンスステップ(ワルツか?)を唱えるように交互に見ていくとイイらしい。


これまでの飛行時間:133.6Hrs

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2アクセスカウンター
FC2オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。