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"Around the island"

09/22/09
Duration of FLT: 1.7hrs
Route of FLT: PHNL-(Oahu counter clockwise) -PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6

ハワイでの飛行時間も50時間を越えた。

オアフ島でよく飛ぶ目的地と言えば、TGLではKALAELOA(JRF)だし、マニューバするならSouth Practice Area。こないだ勝手に開発した西回りルートでいけば、Wheeler上空を通過してNorth Shoreへ出て、Dellinghum(HDH)からWest Shoreへ抜け、JRFから西側へアプローチ、TGL後HNLへ戻る、というところだ。
XC、東方面のどの島に行くにしても、RWY4,8を使うTrade Wind CondtionならFWY4 DEP、ワイキキ、ハワイカイ、ココヘッドを通過するルートだ。まだ経験したことはないけど、RWY22,26を使うKona Wind Conditionなら、海側をRadar Vectorされるコースとなる。

さて、個々までの飛行経験の中で、オアフ島内で実はまだ飛んだことがないところがある。East Shoreだ。
XCでもココヘッド後はひたすら南東なので、島の東側を上空から見物したことがない。それ以前にも、遅かれ早かれ誰かを乗せることもあるだろうから、「じゃ、島1周してみましょうか」というようなオプションもそろえておいたほうがいいかもしれないと思っていたところだ。
ということで、西回りルートの次は、東回りルートを考えることにした。普通に考えるとWheelerからハレイワへ抜けて、西回りで左旋回するところを、右旋回してEast Shoreを南下することを考えるかもしれない。悪くはないが、コレだとココヘッドに到達する頃にはClass Bのクリアランスが必要になり、めんどくさい。通常のArrivalコースをフォローしてJRFに抜けることも可能だろうけど、調整がめんどくさそうだ。というか、あまりそのようなATCを聞いたことがない。この島を回るルートは、誰かを乗せて飛ぶことと同時に、自分の飛行時間稼ぎのためのルートでもあり、そのFLTではTGLも含めておきたい。そう考えると、HNLからココヘッドへ出て、East Shoreを北上してNort Shoreに抜ける、そしてWheeler経由かWest Shore経由でJRFに入ったほうがスムースだ。

さて、East Shoreを北上するときに気をつけることは何か? 最もおおきなものは、KaneoheのClass Dのとトランジッションだろう。
Kaneoheは、海兵隊の飛行場だ。TWRとは交信できるが、ATISが民航機やジェネアビでは使っていないUHFの周波数帯で、ATISは入手できない。Class Dで、飛行場としては小さくはない。こんなところはローカル・ルールがあるはずだ。ということで、PCSでAREA NOTICEを確認する。

あったあった、やはりトランジッションをするのに明確なルート指定と高度指定があった。基本的にはVisual Check Pointを経由したルートで、最低2000ft以上で飛ぶこと。ここまでを絵にすると、こうなる↓。

route092409



オアフ島南東端のPTは簡単に分かるし、Class Dを抜けるポイントのChainaman’s Hatも分かりやすいだろう。問題は、セクショナル・チャートには出ていない”QUARRY INTERCHANGE”だ。これを特定するためにGoogle Map様にお出ましいただいた。チャート、Google Mapを相互に確認し、この交差点を特定したが、上空から果たして認識できるんだろうか?それよりも、この池の方がぜんぜん分かりやすいし、飛ぶときはこの池の左側にいればまず問題ないだろうということで「池の左側付近」を目標ポイントにした。あとは上空から見てみないとわからない。

次に気にしないといけないのは天気だ。オアフ島東部のこの山脈(?)は、常に雲がかかっている。車でホノルルからカネオヘまで行くにしても、大抵山越えのどこかで雨が降っている。それと、これまでの車で走った経験だが、Kaneoheよりも北では、大抵雨が降っている。East Shoreの天候がVMCである必要がある、つまり、降雨よりも雲の量やシーリングを気にしていた。FLTの前日にいろいろな気象情報ソースを見る限りは、VMCだ。実際の天気がどうなるかは、飛んで見ないと分からない。

ランプに出た。出るときに、以前グランド・スクールで一緒だったStudentにあった。今から飛ぶらしい、540に向かっていった。
ENGスタート準備中、一列前の駐機場で「Prop Clear!」の声が聞こえ、ENGがスタートした機体がいた。C177カーディナル、テールナンバーは36X。前方の窓がスポーツカーのように傾斜していて、視界が優れているらしい。ついでに可変ピッチプロペラだ。けど、レンタル代はC172と同じだ。

36Xが前方のグレーパッドエリアに移って、RUN UPを始めた。通常、RUN UPのときは飛行機を駐機している列から少し離れてRUN UPをするが、このグレーパッドエリアと呼ばれているところでみんなRUN UPをやっている。まず、そこが36Xにとられた。グズグズしていると、540にも先を越される。こっちもENGをスタートした。

ちょうど自分の46Jの1列前が36Xで、36Xはそこから真っ直ぐグレーパッドエリアに進んだので、とりあえず36Xがいたところまでタクシーした。36XのRUN UPを待とうかと思ったが、今、自分の後ろのは誰もいないし、2列分の間隔があいている、RUN UPしても問題ない距離だ。この場でRUN UPを始めた。
36XがGNDにコンタクトしてRWYへタクシー、間髪いれずタキシングをリクエストする。

"N46J, No.2. follow the cessna cardinal at air service hanger, taxi to RWY4R at F via C."

タキシーを開始する頃になると、540も動き出してRUN UPのために移動を開始していた。36Xを追いかけてタクシーすると、36Xは4Lへ、46Jは4RへそれぞれPosition and Holdとなった。36Xのクリアランスは聞いていなかったけど、おそらくRed Hill 3だろう。T/Oも36Xの直後にクリアランスが出た。
動き出した感じは双方とも似たようなタイミングだった。上昇中も見た感じの位置関係があまり変わらない、まるでフォーメーション・テイクオフだ。H1フリーウェイにさしかかると、それぞれ左右にブレイクした。

ということで、FreeWay4 DEPでワイキキ、ココヘッドを通過し、島の東側に出ることにした。パンチ・ボールを眼下に捕らえる、山肌が近くてしばらくはバンピーなコンデイションが続く。ココヘッドの脇を抜けると、ハナウマ・ベイが見えるはず・・・ちょうど機体の真下だったらしく、バンクさせると少しだけそれらしきものが見える。海に出ると、機体は打って変わって安定した。
そのまま海岸線沿いに飛んで、オアフ最東端のMAKAPU PTで左旋回し、East Sorelineを北上する。ここでKaneohe TWRにコンタクト、127.0MHz。

"Kaneohe TWR, N9846J, maint 2,000, at MAKAPUU PT, rq transition to the North"

・・・応答がない。もう一度チャートで周波数を確認、120.7MHzだった!再度コンタクト。

"N46J, Kaneohe TWR, North transition at 2,000 approved, SQUAWK 0430"

KaneoheはClass Dで、チャートで確認できるATCはTWRのみだが、実際にはASR(空港捜索レーダー)とPAR(精密進入レーダー)が設置されている、このため、TWRからSQUAWKが割り当てられた。ちなみに、リードバックではSQUAWKを聞き返した。
ここからはGoogle Map様でのイメージとチャート、それから先日Mr.Gから90ドルで買ったお古のGPSをあてにする。Bellowsというポイントを視認する。ここは空軍の基地らしいのだが、RWYがない。ただし、昔は飛行場だったらしく、古いRWYがそのまま存在している。よってわかりやすい。次に問題のQUARRY INTERCHANGE、しかしこれもスグに池を視認して、その左側を通過する。カネオへの街並みに入ると、以前車で来たことがあるショッピング・センターが見えたが、100ktではゆっくり見る余裕はなかった。
その先にはCOCONUTS ISLAND、そしてCHAINAMAN’S HATが見えている、ここまでくれば、あとはそれらを線でつなぐようにして飛べばいい。CHAINAMAN’s HATを通過すれば、Class Dを通過完了だ。

時間帯が夕方であるため、太陽は山脈の反対側にあって、その山脈の上は雲がかかっている。このため、どちらか問えば暗めではあったけど、Kaneoheというところは、さんご礁のキレイなところだった。Kaneoheの飛行場自体が半島にあって、そのまわりが浅瀬なため、エメラルド色の海を見ることができた。これが朝のうちで太陽の光があたっていれば、もっとキレイに違いない。

そして目の前に雲が立ちはだかり始めた。避けられない量ではない。カイルアからCHINAMAN’S HATにかけて、雲底2500ftくらいの雲が出始めてきた。進むに連れて、その雲底がどんどん低くなってきているような・・・高度は2000ftでトランジッションのクリアランスが出ているし、この空域は軍用ヘリの往来が多いから最低2,000ft以上で飛ぶことになっている。もちろん、リクエストすれば許可は下りるだろうけど、わざわざ1000ftに降りるほどの話でもなかった。CHINAMAN’S HATに近づくに連れて、1900、1800と少しだけ降ろした。

CHAINAMAN’S HATを通過して、Frequency Change後、さらに低い雲があるので1000ftまで落とす。雨も降ってきた。けど、その雨も雲も、CHAINAMAN’S HATから5分もしないくらいでなくり、再び2000ftに上昇した。
ライエに近づくと、ポリネシアン・カルチャー・センターらしき建物が見えてきた。さらに北上してカフク、エビの養殖が有名、生簀らしきものはよく見えるが、エビのスタンドはよくわからない・・・そうして再北端を通過して西へ左旋回。

ここから先の空域は、Check Rideでマニューバをやゃった空域で、ほどなくすればハレイワだ。ハレイワから南に旋回すればWheelerだが、ちょうどWheelerの方角が雨らしく、先が見えない。

最初は東側ルートの開発のつもりでいたが、このままHDH、 West Shoreを経由して、島1周することにした。

ハレイワ上空で、HNLのVORTACをキャッチした。ということはホノルルが見えるはずだが、やはり真っ白。ただ、HDHに向かうに連れて雲が切れてきて、その切れ目からホノルルが見えた。この見えている空間を辿ればそのままホノルルに帰れるが、すでに気分は島1周だ。

この付近で、Mr.Gから言われていた、IFRトレーニングの予習をやってみることにした。90ktと80ktの定速巡航と、80kt、500fpmの降下率での降下だ。他にも、70kt、500fpmでの降下、96kt、80kt、70ktでのスタンダード・ターンというのも言われていたが今日はひとまずこの3つにした。パワーが高度を、ピッチがスピードをコントロールする、これを押さえていれば、それほど難しくない内容だ。

以前と同様、MAILI、KAHE PWR PLANTを経由してJRFに入るが、アサインされたのはRWY4L、手前にある工場上空を通過するのかと気になったためTWRに確認したが、4Lで間違いなかった。
ちなみに、風は強い方だ。これまでのSolo朝練、PICでのFLT、いずれもそれほど強風ではなかった。AITSで言っていたのが040@12G17ktだ、もうStudentではないのだから、これくらいの風は裁けるようになっておきたかった。イヤ、正確には、Studentとしてイントラからのお墨付きももらってたし、もっと強い風でも降ろせるようになってはいたけど、まだこれを1人で実践したことはなかった。
JRFでのTGL4本、すべてFLAPs20°の強風コンフィギュレーション、1本は「アレ?」と言う感じで跳ねたけど、まあまあよかったんじゃないか、というLDGだった。本当は3本で止めるはずだったんだけど、同じパターンで飛んでいた別トラフィックがDearture to the Northをした。このトラフィック、自分の1マイル先くらいの位置関係だったので、HNLに戻るときに競合することを避けるためにもう1本余分にパターンを回った。

JRFのスペースを抜けて、HNLのATISを確認し、HCF APPへコンタクト。なかなか無線が途切れず、送信できない。そして、H1H2インターチェンジの北1マイルのところに雨雲のかたまり、しかしまわりは晴れているから虹が手に届きそうな距離に見える。(ビデオ、電池切れです。スミマセン。)雲に突っ込むわけにはいかないので、雲の手前で左旋回を開始する。1周したところでClass Bのクリアランス、TWRにハンドオフ後、RWY4Lから4RへRWYチェンジ、そしてLDG。このLDGはバルーン・アップしたが、パワーを少し加えて降ろすと非常にショックの少ない接地になり、今日のBest LDGとなった。

全部で1.7hrs、飛行時間を稼ぐのにも、お客人を案内するのにも、イイ感じのルートを開拓できた。East Shoreもひとまず通過したし、もう一度QUARRY INTERCHANGEを確認したら、ひとまずオアフだけならどこにでも行けるだろう。そして、朝練じゃない時間帯でも降りてこれたことは自信につながり、収穫の多いFLTだったと思う。

自信はついたものの、1つ忘れてはいけないのは、「調子にのらない」ことなんだろうな。


これまでの飛行時間:106.6hrs

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KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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