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"Simulated exam"

09/05/09
Duration of FLT: 1.1hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:4
Normal LDG:4

Mr.Cに頼んで、「模擬試験」をすることにした。
といっても、本番さながらにフルメニューでやるわけではなく、口答試験(Oral Exam)に出そうな出題をしてもらうのと、マニューバの確認といったところだ。

Oralは、例えばこんな問題。
・Private PilotのMedical Certificateの有効期間は何年?
・雷雲からは、どのくらいの距離をとるべき?
・航空機の検査(車検のようなもの)の実施間隔は?
・ELTのバッテリー交換周期は?
・離陸時に飛行機が左へ向こうとするのはナゼ?
・エンジンが止まると影響を受ける計器は?
・スタティックポートが詰まっていると影響を受ける計器は?
・スピンに入った場合のリカバリー手順は?
・pressure altitudeってナニ?
・グライダーを曳航しているセスナ172とグライダーがいる、Right Of Way(航行優先権)はどっちにある?
・EFASってナニ?周波数は?
・パイパーって翼が胴体の下に付いていて、翼には上反角がついているけど、ナゼ?
・ストールが発生する理由は?

等々、一問一答形式で答えていく。イジワルな設問が1つあって、

「友人から、オアフ島からマウイ島まで飛行機に乗せていってくれと頼まれた。飛行機のレンタル代と燃料代は折半する。これは合法?違法?」

これは厳密には違法らしい。
もちろん、日常的にこのようなことをよくあるらしく成立するらしいんだけど、厳密には、「頼まれる側にもともとマウイまで行く予定なりその意思があって、ついでに乗せると同時にコストを分担するのであればOK」らしく、この場合は、言ってみれば白タク営業に解釈できなくもない、というのが理由らしい。
だいたいは答えられたと思う。

模擬チェックライド、といってもいつもどおりの手順で隣がMr.Cというだけなので、あまり変わり映えしない。
チェックリスト片手に、普通に手順をこなしていく。RWY4RでしばしPositon and Holdとなり、Short Field Take Offで上がることになった。FLAPsは10°、60kt、急角度で100ftをクリアする。

Solo Prctice Areaに到着して2,500ftまで上昇、WheelerのCTAF(この日は祝日だったため、ノンTWR)で自機位置、高度、インテンションをアナウンスする。

クリアリング・ターンで周囲を確認し、まずはSlow Fltから。
45ktを目標にマニューバを開始する。SPAの西側から東側へ向かって飛行する。しばらく低速で飛んでいたら、だんだん風が強くなってきた。高度も200ftほど落としてしまった。気がつくと、山肌が近くなっていた。

「山に近づいたから、風が強くなった?」

一旦リカバリーして反転、山から離れる。ここでApp and LDG Stallの指示。
パワーを一気に絞りFLAPs30°、ヨークを引きながらし粘るように高度維持すると、自然に減速する。これをずーっと続けていくと、ノーズがストンと落ちる。
”Stall”とコールしてフルパワー、一段ずつFLAPsを上げていってリカバリーする。

次にDep Stall。ちゃんとできたような気がするんだけど、なんかあまり憶えていない。
Steep Turn、高度維持も速度維持もちゃんとできたと思う。

「もう一度Stallやっていいか?」と聞くと、「いいけど、その前にコレだ。」といって、パワーをアイドルに絞った。
「ENG failureだ。」
なにはともあれ、Aviate:65ktのグライドを維持する。次にBest Field to Land、クニア・ロード沿いの小道を指定する。Communicate、無線機を121.5MHzに合わせたつもりで、状況、インテンションをアナウンスする。小道の上空でスパイラルに降下する。

「まだLDGまで時間がある、トラブルシュートは?」
・Fuel Selector、Borth、CHEKED
・Master ON、CHECKED
・CARB. Heat ON、CHECKED
・Mixture full rich、CHECKED
・Magnetoes CHECK

スパイラルが最後の1週になりそうなところで、小道のダウンウィンドに位置した。このときのHDGが北向き、つまりLDGは南向きとなる。ここでリカバリーの指示。

1つだけあどばいすがあったのは、小道は北向きにLDGすべきだということ。上記の手順では、1つ抜けている。風向の確認だ。もちろん頭の中では、この近辺では基本的に東~北東よりの風しか吹かないことを知っているので、そのように飛ぶべきだったが、不時着適地のことばかり考えていて風向を考えることを忘れてしまった。Best Field to LDGは、風向も考慮すべきだ。

ENG Failからのリカバリー後、Slow Fltをやってみると45ktで安定した。ここまでで納得して、KALAELOA(JRF)に向かった。

当初、RWY4L Left DownwindとTWRから指示されたが、途中で4RのDownwindに変更になる。このATCはちょっと聞き取れなかったのだが、Mr.CがFly over mid field at 1,500だと言うので、空港上空を突っ切った。RWY4Rを超えたところで800ftを目指して降下を開始した。
そのままパターンに入ってNormal、Short Field、Soft FieldのLDGをこなす。油断したのか、若干のドシン系だったが、まあよしとしよう。
Short Fieldでは、今までスレッショールドを100ftで通過していたが、「それだと高い。それだけ地上滑走距離が伸びる。」と言われ、60ftか70ftあたりを目指すようにアドバイスされた。そしてそこではFUll StopからShort Field Take Off、Stop and Goだ。完全停止したままMr.Cがレクチャーしていたところ、TWRがHold Postionを指示してきた。RWY4Rの右側にはコースト・ガードのランプがあり、そこから大型ヘリ(タイヤ付き)が4Rに入ってきて、Running Take Offしていった。


3本目のTGLに入るところでTWRから「次は4Lのレフト・パターンの予定」と指示されたが、そのままDeparuture to the NorthをリクエストしてHNLに戻った。
HNLはRWY4RにRWY CHANGEとなり、今日のBest LDGを狙ったが、軽いショックのアト、なぜか跳ねた。それも「アレ?跳ねたか?それとも接地した?」とどっちとも取れないか感覚と風景で、「???」と思っていたら再び軽いショックで接地。普通、思いっきりドシンと降りたり、ノーズから降りたりするときに跳ねるもんだけど、今回もちゃんと「フォァ~」は聞こえていたし、ちょっと不思議な感覚だった。

デブリでは、細かいところの着意事項を確認した。一応の模擬試験という形のFLTとしては、Mr.Cからは「合格すると思う」と言われた。油断していけないが、自身は持っていいんだろう。

■今日の反省点
・Soft Field Take OffをTGLの流れの中でやるとき、FLAPs10°にすべきところを、いつものクセでNo FLAPsで上がってしまった。
・JRFでのTGL1本目、RWY4Rのファイナルターンでオーバーシュートしてしまった。





これまでの飛行時間:99.1hrs

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No title

いつも迅速丁寧な回答ありがとうございます。

なるほど~、費用折半はあたりまえ、
飛行そのものが
自分もしくはお互いの意思ではなく、
相手から " 頼まれた "という点ですか。

確かにある程度英語力があってよく読み解かないと
そこまで頭が回らないですよね。

勉強になります!

Final Exam 前の忙しい中ありがとうございました。

KOMMYさんの吉報を
心待ちしてます。

No title

Airさん、書き込みありがとうございます。
ご質問の件、私も勉強になりますのでFARを調べてみました。

まず、この質問はイジワル問題です。
Airさんもご想像のとおり、そしてジェネラル・アビエーション一般で見られるように、友達を乗せて遊覧FLTを楽しむなんてことはあり、そのコストも折半されたりしていると思います。

FARを読んだことがあるのであればご承知であるかもしれませんが、ご質問の件につきましては、Part61の113(61.113)のところに書いてあり、「プライベート・パイロットは乗客を乗せたり物資を空輸する目的で飛ぶ航空機の機長にはなれない」とあります。ただし、以下にその例外規定が記されています。

(b) A private pilot may, for compensation or hire, act as pilot in command of an aircraft in connection with any business or employment if:

(1) The flight is only incidental to that business or employment; and
(2) The aircraft does not carry passengers or property for compensation or hire.

つまり、
①FLTが、偶発的なものである場合
②FLTの結果、報酬を得ない場合

は、乗客や物資を乗せて飛べる、ということになります。他のセクションでは一例として「チャリティ目的ではOK」ともあります。

では、
「友人から、オアフ島からマウイ島まで飛行機に乗せていってくれと頼まれた。飛行機のレンタル代と燃料代は折半する。これは合法?違法?」

これのどこが違法なのか、当日の私とMr.Cとの会話を再現します。

Mr.C:「ある日、友人から『KOMMY、今日ヒマか?だったらオレをマウイまで連れて行ってくれないか?コストは折半するからさ~』と頼まれた。これは合法、違法?」
KOMMY:「問題ないんじゃないの?」
C:「これはテクニカルには違法だ」
K:「そうなのか?」
C:「自分が飛ぶついでとかならイイんだよ、ここでは『頼まれている』んだよな。だから、厳密にはダメということになる」
K:「ヘー、イジワルな問題な」

理由は、『頼まれているから』なんだそうです。コスト折半の比率はココでは関係ないですが、Airさんも仰るとおり、PICも最低で「コストの人数割り分の1名分」は負担することになっています。

ただ、現実的には友人から「飛行機操縦できるの?乗ってみたい!」と言われることがキッカケとなるでしょうから、アカデミックに見た場合に違法というハナシです。事故を起こすことだってあり得ます、その場合は(FARの観点において)責任問題に発展するかもしれません。パッセンジャーは「ついでに乗せてもらった」、PICは「頼まれてはいない」ということを、頭のどこかに忘れずに覚えておけばよいかと思います。

No title

おひさしぶりです。
8月頭に carb heat の件で質問させて頂いた Air です。
いよいよ check ride ですね。
憧れの Pilot、うらやましです。
Exam pass 後の Instrument Rating 編も楽しみにしています。

さて Check Ride前のお忙しい中申し訳ありません。
また質問です。(答えはいつでも・・)

上記 模擬 Oral Test の中で
" 友達を乗せて飛行機のレンタル代 & 燃料代 折半は違法 "とありますが、
自分が多くもらうのでなければ違法ではないと FAR にあったと思うのですが、
私の解釈の間違いでしょうか?
自分が同乗者より利益を得るから " 白タク営業 " と見なされる可能性があるわけで、
折半なら問題ないように思えるのですが・・
( 費用は折半でも 友達を送った時間を自分のFlight Time にできるから?? )

答えは落ち着いてからでけっこうです。
( 人生の一大事前に心乱す事にならないか心配で・・)

リアルタイムで Pilot 誕生の瞬間を追体験できるなんて感激です。
祈・祈・祈・祈・合格!!!
プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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