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"Night XC"

【動画情報】
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08/18/09
Duration of FLT: 1.8hrs
Route of FLT: PHNL-PHNY-PHNL
Normal T/O:2
Normal LDG:2

5.6hrsという、long solo XCを終えたばかりだが、その日の夜に実はもう1本FLTを入れておいた。Night XCだ。これは、日本のライセンス書き換えには直接関係ないようだが、FAAでは50NM以上離れた地点までのNightのXCが必須となる。これはイントラと行って帰ってくるだけでいい。

Mr.GはNightを飛ばないので、Mr.CにLanaiまでのXCを頼んだ。

「Lanaiに行くのは初めてか?」
「いや、3回目だ」
「いつ?」
「今日の午後と、5月だったかな」

夜、コックピット内は何も見えない。懐中電灯でスイッチ類を探しながらENGをSTARTさせる。
ちなみに、機体はインジェクションの12Fだ。

Nightで、しかも洋上を飛ぶのでカメラは搭載しなかった。Freeway 4 Depで夜のホノルルを通過するルート、これはキレイな夜景だった。カメラを搭載しなかったことを少し公開した。静止画はまずムリだが、DVCで動画を撮影する分にはいけるかもしれない。

いつもどおりの手順でKokohead VORTAC(CKH)のAbeamでレーダーサービスのターミネート。そこから洋上に出る、そして真っ暗で何も見えない・・・
ナビゲーション自体はCKHのR-116のコースをたどればイイだけなので、難しくはない。とはいえ洋上でNight、ほぼIMCの状態だった。これがまだ地上の光だとか水平線だとかが見えていると違うのだが・・・
↓画像が使いまわしなのは、突っ込まないで。
081809nroute.jpg

しばらくはLDG Lightを付けっぱなしで飛んでいたが、外は雨のようで(それすら夜はわかりにくい)、ぼんやりとLightの光が雨に反射している。そのうち、たまに幽霊のような白い物体が、ものすごいスピードで突っ込んでくるようになった。

「雲だ・・・」

どうやら、本格的にIMCになってきたようだ。VFRのつもりで外を見よう見ようとしていたら、いつのまにか機体がバンクしている!軽い空間識失調、バーディゴだ。あわてて機体の姿勢を戻す。

フライトシミュレーターがIFRの練習に向いていることは以前も述べたような気がするが、シミュレーターではほとんどIFRでしか飛ばないため、実は姿勢維持については自信があった。しかし、頭がVFRのままで飛んでいたため、簡単にバーディゴになっていたことがちょっと意外だった。そして、もちろんシミュレーターは自己流の飛び方なので、姿勢と上昇降下と方向をいっぺんに修正しようとする。それを実機でやると、思いのほか機体が上下に揺れる。

Mr.Cから基本的なアドバイス。

「まず重要なのはAtitudeだ。これが重要だから、パネルの真ん中の上段に設置されている。で、こいつを水平になるように心がける。旋回するときは少しずつ動かすんだ。で、Atitudeを見てSpeed、
attitudeに戻ってAltitude、またAttitudeに戻ってVSI、こんな感じでAttitudeを基準点にして、計器を
スキャンするんだ。」
↓つまり、赤丸の計器をメインで見て、そいつを基準に交互に他の計器を確認していく感じだ。
cockpitscan.jpg

ちょっと意地を張ると、これは知っていた。でも忘れていたし、実践していなかった。ということで、
Attitudeを基準にしたスキャンで飛んでみた。CKH R-116をたどるコースが少しずれている、旋回時のバンク角は10°程度に抑える。すると、驚くほど機体が安定した。あらためて、

「スキャンってスゲ~重要だな。」

と感心してしまった。

30分も飛んだだろうか、ビーコンの光だけが前方に見え始めた。
「Lanaiのビーコンだ」

本当か?そんなに見難いものかね?
LanaiはTWRがナイ。そんな飛行場では、CTAF、Common Traffic Advirsory Frequencyで書くトラフィックが「今から降ります」みたいなことを宣言しながら飛ぶ。
例えば、いったん飛行場上空を西から東に通過する場合、

"Lanai Traffic, N9846J, position 2NM west of Lanai air field, maintain 2,200, will cross over mid field west to east, Lanai Traffic"

と送信する。誰か聞いていれば応答するし、なにも聞こえてこなければ誰もいないということになる。

それからNight、ビーコンだけは見えるが肝心のRWYが見えない。こんなとき、飛行機からリモコンで
RWYのライトを点灯させる。もちろん、室内用蛍光灯のリモコンめいたものが機体に搭載されいるので
はない。CTAF、Lanaiの場合122.9MHzで無線機の送信ボタンを7回押せば、パッと明るいRWYがいき
なり出現する仕組みになっている。

ということで、今日の午後も降りたRWY3に降りる。Nightはまだまだ修行が必要のようだ。リカバリーはしたが、ノーズから降りてしまった・・・

Lanaiで降りて、念のためトイレ休憩。夜のターミナルには誰もいない。静かで平和だ。

帰りも逆順でHNLに戻る。Class Bに入るためにHCF APPにコンタクトしたあたりから、無線機に一時的にノイズが入ってきて、ナニ言っているか判らなかった。ここはMr.Cに任せた。FWY2 ARRを期待したが、APPはHDG285を指定してきた。夜だからなのか、RWY4Rに降りることになった。

HNL VORTACで方角と距離を確認しつつ、APPの誘導に従う。HNLまで5DME、日中ならもうRWY
を視認している距離だ。
TWRにコンタクトし、LDGクリアランスが出た。問題は、あまりに明るい水銀灯ばかりで、どれがRWYなのかわからないことだった。

「RWYわかんないんだけどさー、見えるか?」
「ああ、見えてるよ、今ちょうどベースレグだ」
「え?マジで?・・・あの赤い等間隔の光はタクシーウェイか?」
「あれはRWY8Rだよ」

そんな会話を続けるうちに、よくテレビで見かける「白くて速く動く光」が見えた。確認できるのは自分からみて真右に動いているのが1つ、斜め右に動いているのが2つ、それぞれRWY8R、RWY4R/Lだ。

「ああ~、アレか~!」

こうしてなんとかRWYを見つけることはできて、無事LDGした。やはりヘボなLDGだった。
それから、初めてFLT LOGのActual Instrumentの項目に、0.6hrsがついた。

■今日の反省点
LDGの修行、今一度基本を見直そう

■ワンポイント
・NightでのRWY捜索は、動くストロボライトを探すコト
・IFRでは、Attitudeをメインで動かす量は少しずつ


これまでの飛行時間:93.0hrs

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プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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