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"XC, Kona"

【動画情報】
この記事には、動画(字幕入り)が2本あります。

------------------
08/08/09
Duration of FLT: 4.7hrs
Route of FLT: PHNL-PHLU-PHHN-PHKO-PHNL
Normal T/O:5
Normal LDG:5

クロカン2回目、行き先はKONA International。
搭乗機体は前回と同じく12Fだ。

今回のクロカンのコース、実は自分だけで飛ぶSoloのクロカンを意識して作ったものだ。
↓本日のルート。もはやスキャナー(A4サイズまで)でスキャンしきれなくなったので、Google Map様にご登場いただいた。
route0808.jpg

本当は、Kalaupapa, Hana, Kona, Lanai(ココだけ経験済み)の各飛行場でFull Stopをするつもりだった。その目的は「各飛行場のトイレを確認しておく」こと。

先週のKuhuluiまでのFLTでは、片道90分かかっている。そして、Kahuluiに降りたらトイレに行きたくなったのだ。つまり、降りたらスグにトイレに行けるようにしておきたい、けど初めての飛行場で尿意に耐えながらトイレを探すのはイヤだ、だから事前に確認しておく、というのが理由だ。

ところが、である。

「Fuel InjectionはHot Start(ENGを止めて、あまり時間が経っていないうちに再スタートること)がかかりにくいし、ソレを頻繁にトライしたくない、だからFull StopはKONAだけにしよう。」

というのはMr.Gである。

Injection機の12F、実はStudentのSoloには貸し出されていない。こーゆーところに理由があったか。
けど6年前の本土でのクロカンでは、普通にかかっていたけどな・・・やはりハワイは暑いからか?

ということで、KalaupapaとHanaでTGLをして、KONAでFull Stopして給油、帰りはLanai経由(Lanai
も当初のFull Stop予定地だった。)でHonoluluに戻る、というFLTになった。

当初、NAVLOGでは巡航高度を4,500に設定していたが、東向きだったので「1000ftの奇数倍」+500ftである必要があった。ただし、ハワイには巡航高度の変なルールがあって、「3,000ft以下を巡航するVFR機の高度は東行きが2,500、1,500、500のいずれかの高度、西行きが1,000、2,000、
3,000のいずれかの高度」というのがある。これを勘違いして、それから各空港のエア・スペースを回避しようと思って4,500ftに設定したが、これが間違いの元だったようだ。
Mr.Gに指摘されて、巡航を3,500ftで飛ぶことにした。

ワイキキを眼下に見下ろすFreeway 4 DEPでHonoluluを上がる。1,500ftでレベル・オフして、H1を東
向きにフォローしながら飛ぶ。先週は雲が多くタービュランスもあったのであまり余裕がなかったが、今日はいい天気で下を見下ろす余裕があった。パンチ・ボウル墓地、WARD AvenueとKAPIOLANI blvdの角のアリーナ、ランドマークを確認する余裕が出てきた。

Kokohead VORTAC(CKH)のAbeamを通過して、CKH R-086をインターセプトしてモロカイ島の北海
岸を目指す。ここらへんは先週と全く同じコースだ。ここでHOOD登場、模擬IFRの訓練で、視界を隠
して計器だけ見て飛ぶ。30分くらい飛んだだろうか、延々と計器と睨めっこ、そしてMOLOKAI のClass D Air Spaceが近づいてくる。
このClass Dの天井は3,000ftなので、そのまま飛んでいる分にはコンタクトの必要はない。ただし、3,500で飛んでいても、Kalaupapaに降りるためにはMolokaiのClass Dを横切る必要があるため、Molokai TWRにコンタクトして、Class D Air SpaceのTransitionを要求する。

徐々にパターン高度の800ftに降下し、HOODを外す。KalaupapaのRWY(05-23)を視認する。これまでのどこのRWYよりも狭く、短い。パッと見ると、

「なに?農道?」

と思うような小ささだ。
ここでTGLを開始する。風向きからRWY5の使用を判断して、トラフィックパターンに入る。画像がないのが残念だが、海に面したちょっとした出島にRWYがあるような感じで、シンプルに言えば風が強かった。それも強烈なクロスウィンド。

1本目は、風に揺られながらもなんとか降ろせた感だった。なんとなくマグレ的なLDGだったので、

「もう1回トライしていいか?」

とMr.Gに確認をとり、2本目に入る。やはり風は強いが、ちゃんと降ろせた。
一応の感触を得てナットクして、HANAに向うことにした。

たぶん問題ないとは思うんだけど、最近LDGのときはホーンが鳴らずに降りることと、視線が無意識になっていることが多いような気がしている。強いヘッドウィンドのせいだとは思うんだけど、やはり風があまりないときの、あの「シュゴー」って感じの失速感と設置感を味わいたい・・・。

Kalaupapaから再び3,500ftに上昇し、HOODをつける。モロカイ島東端のCape Halawaへ向い、マウイ島北部に渡ってNAKALELE Pointを通過、ここまでは先週と同じコース。ここからOPANA Pointへ渡る
のだが、この空域はKahului Class C Air Spaceだ。
↓紫色の太線の内側がClass CのAir Space
maui classC

そして、このClass Cを北海岸でTransitする場合は、特別ルールがある。
それは、「空港の8NM以内に近づかないコト」だ。このため、NAKALELE からOPAMAの間は、Class Cの外縁に沿って飛ぶような形になる。実際のところ、今日の場合はAPPからHDG090を指示されただけだった。そのまま飛んでいたら

"N9512, radar servise terminated, squawk VFR, frequency chnge approved"

と釈放されてしまった。

OPAMA Pointは初めて見るポイントだったので、ビジュアルでCHKしておきたかった。Mr.Gに

「そろそろOPAMA Pointだと思うんだけど・・・」と聞いてみると

「HOODとっていいよ・・・たぶんあの緑色の部分がそうだと思うんだけど」

なんかよくわからん・・・たしかに海岸線沿いに一部緑色になっている平野っぽいものがある。

そのままHanaへ向う。RWYは08-26。風向を確認するために、飛行場の上空を2,500ftで西から東へ通過する。
WIndSockは西風を示しているように見えているが、Mr.GのアドバイスでRWY8を使用。そのままDown windに入るが、高度処理のため思いっきりSLIPをかけた。風を切る音が心地いい。
ここでのTGLはLDGがナットクできたので、1本で終了。

ここで、Hanaからマウイ島の東端を少し観察する。Hana resortというホテル、かなり高級らしい。ほかにもMr.Gが教えてくれたところでは、ビートルズのジョージ・ハリソンの持ち家があるとか・・・

ここからUPP VORTACに直行し、KONAを目指す。
マウイ島を離れたあたりから、雲が広がり始めた。ただ、高度帯を選べばクリアできそうな感じだったので、さらに上昇して5,500ftまで上ることにした。雲との間に水平で2,000ft、上に500ft、下に1,000ftの間隔を確保するのがVFRでのルール。この間隔を守るようにして雲を回避していく。眼下に雲が見える。

今までの経験でもあまり見たことがない風景だ。あらためて、飛んでいることを実感する。
いつかはIFRをとって、雲海の上を飛んでみたい。

ハワイ島に到達し、西側海岸線を南下し、KONAを目指す。1000ft降下するのに約4nm進むので、KONAのVORATCから20DME手前から降下を開始した。徐々に薄っすらとRWYが見えてくる。
RWY17-35、11,000FT、長さは十分ある。ストレート・インでRWY17に降りた。ランプを目指してタキシングしていると、目の前にはJALのB767らしき機体が準備しているところだった。


PHKO.jpg

エプロン南側の給油所で給油し、駐機場に向う。Mr.GもKONAに来るのは久しぶりらしく、あまり要領
を得ていない様子だ。Mr.Gが機体から降りて、Comurter Rampにいたグラウンド・クルーにパーキングを聞く。ひとまずそのComuter Rampにパーキングする。
次はトイレ休憩、約2時間飛んでいたから正直早くトイレに行きたい、これはMr.Gも同じようだった。同
じくグラウンドクルーに尋ねる。
話を聞くと、General AviationのランプはTWRの前の方らしく、そのタワーの1Fに公衆トイレがあるとのことだったが、今日はそのクルーがComuter Terminal、つまりコミューター機に乗り込む乗客が待っているエリアまでエスコートしてくれた。ちなみに、フェンスのロックを解除しないと出入りできないエリアである。ターミナル(とてもそうは見えない簡易なつくり)には、これからコミューター機に乗るだろう乗客が登場待ちしているところだった。
KONA.jpg

トイレ休憩を済ませてランプに戻ると、目の前のMokulele Airのセスナ・キャラバンの機長が話しかけてきた。3人でしばしの間飛行機談義。その機長は「キャラバンはまるでtoyだ」と言っていたが、12Fよりも全然大きいし、コックピットも広い。それに、これから搭乗する乗客が9名。うらやましい。
PIC_0057.jpg

carabancockpit

KONAで再びENG START、心配性なMr.Gが自分でSTARTさせると言ったのまかせることにした。
しかし、予感的中!うまくSTARTしない。どうやらシリンダーの中でプラグがかぶっているのかもしれない。最悪のストーリーは、このままセルを回し続けてもSTARTしない場合、バッテリーがアウトになることだ。そうすると、近くの安ホテルを探して1泊になる・・・・いったんMASTERを切って、しばらく待つ。シリンダー内のガスの揮発を待っているのか、どうなのかはわからないが、3回目くらいでなんとかSTARTした。

帰りはKONAからLNY-CKHとVORを辿りながらのルート。これもHOODでひたすら計器とにらめっこだった。帰りについては、KONA TWRのFrequecy CHNGのアトは、HCF DEPにコンタクトして終始レーダーアドバイザリー(近くを飛ぶトラフィックの情報教えてもらう)をもらって帰った。CKH手前18DMEくらいで進入誘導を担当するHCF APPにハンドオフされ、Freeway 2 ARRで帰投する。このFreeway 2だが、行きとほぼ同じ、ワイキキ上空をH1沿いに通過するもので、東行きの高度よりも500ft高いというところ以外は、あまり差がない。下を東向きに飛行するトラフィックがよく見える。ホノルルのRWY8Lが10NM手前からでもよく見える。なんとなくホットする。そのまま4Lに無事LDGした。


4.7hrs、さすがに疲れたが飛び応えはあった。ちなみに、仮にFAAで取得したPrivate Licenseを、日本で飛ぶための、国土交通省が発行する自家用操縦士(固定翼)技能証明に書き換えるためには、soloでのクロカンが5.0hrs必要で、それ以外のsoloの時間が5.0hrs必要になる。4.7hrsという時間は、非常にイイモデルだと満足している。5時間を消化するためにはソロのクロカンを2回する必要があると思っていたけど、これなら1回で済ませられそうだ。

とにかくソロで飛びたい・・・今のところHead windで15kt、Cross windなら5ktの制限がつけられている。風がこの数値未満でないと飛べない。そしてここのところ強風続き、恨めしいがここは待つだけだ。


これまでの飛行時間:84.4hrs

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プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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