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"Solo"

【動画情報】
この記事の動画は1本(字幕入り)です。
ただし、DVCではなくメモリースティックで録ったため、解像度は320×240と低めです。

------------------
07/16/09
Duration of FLT:1.6hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:11
Normal LDG:11

前回、Atitude indicatorの不調のせいで、FLTそのものがお預けになっていた。そして、風は概ねヘッド・ウィンドで、風は強いけどRWYの方向と20°もズレていない。
Soloを、一応予期した。

ひとまずは離陸してKALAELOAでTGLをこなす。なんとなくなんだけど、LDGが少々ラフになっているのが自分でも分かる。
2本Normalで降ろして、2本とも少しドシン系。3本目はENG Failを想定したShort Approachで降ろす。Glide65Ktで短いパターンを描き、現状でも余裕でRWYに到達できると判断したらFLAPsを降ろす。例えばイントラのMr.Gのようにウマイ人は、FLAPsも降ろさずにLDGするけど。

4本目に入ろうとするところから、Mr.Gに一度操縦を代わる。同じくENG FailのShort Approachだ。そして、そのままKALAELOAにFULL STOPするという。

きた、ソロだ。

ソロ自体はもうかれこれ6年まえにやっているし、ソロで150nm以上、3ヶ所の飛行場で三角形を描くように飛んだこともある。とはいえ、ここは風の強いオアフ島、そして自分はただのStudent Pilot。少し緊張する。

KALAELOAのTER前のパーキングに、ソレこそ車を駐めるように機体をすすめ、そこでENGをカットする。Mr.Gから一通りの注意点を聞いて、そこでMr.Gは荷物を持って降りる。

KALAELOAのダイヤグラム↓(赤丸が、パーキング)
afdPHJR.jpg


「じゃ、がんばって」
「最大で5回TGLしたら、降りてくるよ」
「俺をおいてホノルルに戻るんじゃないぞ」

そんなことを言いながら、Mr.GはTWRの方へ歩いていった。

Mr.Gとの十分な距離を確認して、ENGを再スタートさせる。ここでの手順は、昔本土で訓練を受けていたときと全く同じだ。単純に、ATISを確認し、GNDにコンタクトしてRWYへタクシー、TWRとコンタクトして普通に上がる、だ。
ATC交信の"Student Solo"をつける、そうすればATC側もたぶん緊張感が増すに違いない。同じタイミングで降りてきた29Lも同じようにStudent Soloで上がるようだ。

さて、まず、大柄なMr.Gがいない、そして燃料も若干少なめ(でも十分な量)で出てきているから、重量がいつもより軽い。なんとなくだが、いつもより操縦しやすい感じはたしかにある。
ということでTGLに入る。

1本目、ウィンドソックはやや斜め、若干のクロスウィンド・コレクションを試みる。
自分で「Relax, realx, relax」と言い聞かせる。若干の落着気味。まあ、許容範囲だろう。

2本目、フワリとしった接地を心がけるもフレアのタイミングが遅かったのか、機体が2、3回跳ねた。ポーポイズまでは行かないと思うが、カッコワリー。
少し心理的にはジャブを食らった感があった。

3本目、ファイナルでなんとなくコントロールに不快感を感じ、いつものショートファイナルならゴーアラウンドしている感じの風が吹いていたが、ゴーアラウンドに踏み切れずトライ。
これがよくなかった。
接地後、完全に機体がバウンドし、空中姿勢がノーズ・ダウンになる。このままではノーズから接地しホンモノのポーポイズになる。不謹慎かもしれないが、今年、2009年の3月に成田でLDGに失敗したFeDexのMD11が頭に浮かんだ。ここから速攻でFull PWR、すでにゴーアラウンドではなかったが、アボートLDGというところか・・・ただ、いつものTGLのクセでFull PWRと同時にCarb Heat ON(これはOK)にして、FLAPを一気に上げてしまった!

これは、実はもう一歩間違うと、危険な状況だった。まだ十分に加速してない状況でFLAPsを一気に上げると、揚力が急激に減少する。そしてまだ高度は低い。放っておくとフルパワーのままRWYに降りていた(最悪、墜落)かもしれない。時間にして1秒もないくらいだと思うけど、とにかく機体が沈み始めるのを感じた瞬間に「FLAPsだ」というのは頭に浮かんだので、FLAPsを20°に戻すことにした。速度は65ktくらいだったか・・・そこから機体を加速させ、上昇速度に到達してから上昇を開始、FLAPsを徐々に戻した。言ってみれば基本中の基本だけど、手順が体に染み付くと、一回失敗してみないとわかりにくいかもしれない。人間はミスをする、そのことを実感した。とにかく、この1本はとても勉強になる1本だった。

これで吹っ切れたのか、4本目はスムーズなLDG、そして5本目は自画自賛したいくらいの、ソロでのBest LDGだった。

降りてパーキングにタクシーすると、Mr.Gが飛行場のマーシャラーのように誘導している。ENGを止めて、Mr.Gが乗り込み、PHNLに向けて帰ることにした。
このときに気が付けばよかったのだが・・・


いつものようにKALAELOAから北へ向かいH1フリーウェイを越えるあたりでPHNLのATISを入手し、手順をこなしていく。風はヘッドウィンド、すごく丁寧に降ろせた。これが今日のBest LDGだった。

機体から降りるときに、Mr.Gが

「あ、KALAELOAにFLT BAGを忘れてきたようだ。」

・・・
KALAELOAでMr.Gが誘導しているときにヘッドセットは頭にかけていて両手使っていたから、ちょっと気が付けば言ってやれたものを・・・でも降りるときにバッグを持っていたかどうか、それは正直覚えていなかった。

にしても、ソロでもなんでも、やはり空は楽しいと心底思った、そんなFLTだった。




■今日の反省点
・ゴーアラウンドは躊躇しない
いつもどおり、uncomfortableを感じたら、やり直すこと。


■今日のワンポイント
・フレア中のバルーン・アップ
外から見ると、フレア中にエレベーターが上下に頻繁に動いているらしい。徐々に降ろすこと。



これまでの飛行時間:73.7hrs

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KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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