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"Tour to Kauai"

7/2/10-7/4/10
Type of A/C: PA28R
Duration of FLT:2.xhrs
Route of FLT: PHNL-PHLI-PHNL
Normal T/O:2
Normal LDG:2


モロカイ、マウイに続いてのファミリーFLT第3弾、今回は事前に偵察してきたカウアイ島、飛行場はLihue(LIH)だ。

カウアイ島自体には、見所と言えば大きく分けて3つ程度ある。北海岸の絶壁ナ・パリ・コースト、リフエからごく近い場所にあるシダ、そして島の中央やや西よりに位置するワイメア・キャニオン。そこに家族で行くことになった、それも2泊3日で。

カウアイ島自体が、これまでに殆ど飛んでいったことがない。というのも、XCで飛ぶにしたってLIH VORTACまで一直線なので、HNLから見た場合、NAV的にはあまり面白みがない飛行場だと思っていた。しかし偵察で飛んでみて思ったのは、(たまたまだとは思うが)HNLから東行きとは違った雲の様子だったことと、カウアイのProcedureの「Report Harbor」でRWY3に進入するアプローチは、それはそれで面白みがある、ということだった。

「もっと早く来ればよかった。」

そう思わせるなにかがカウアイにはあった。

機体はパワーのあるC182をチョイスしたかったが、あいにくすでに他のパイロットが押さえている。ということでいつもの66TでのFLTとなった。
RED HILL 3でパールハーバーを左に見ながら出域する。このアングルは、嫁さんにとっては初めてだ。Ford IslandやWest Lochの海軍の様子を撮影しているようだ。
そのままH1沿いに西に抜けてLIHを目指す。66Tの唯一の難点は、DMEがまともに動かないコトだ。だから、今日はPrivateのイントラMr.Gから買った旧式GPSを搭載する。DMEのかわりだ。

LIHまでの距離、正直Kahului(OGG)までと大して変りはしない。けど、東風が追風となり、賞味1時間弱でLIHにLDGすることとなった。この間、目の前の発達していそうな雲を回避するため3000ftに高度を抑えて飛び続けた。カウアイの輪郭が見えたのは、GPSでLIHまで50NMの地点だった。

「アレが、カウアイだよ。」

そう言ってすこしずつ高度を降ろし始めた。

HCFがFq CHGでリリースして、LIH TWRにコンタクトする。うっすらとHarborの窪みが見えている。

"N1366T, Right Base RWY3, Report Harbor"

LIH10NMからHarborを目指す。昨日も見た豪華客船が停泊している。RWY3にSaftey LDGした。

カウアイまでのルートでは殆どゆれることがなかったので、高所恐怖症の嫁さんも満足なFLTだったようだ。

さて、カウアイという島、なかなか魅力的なところだった。
マウイにもオアフにもない雰囲気のよさがある。もっとも、到着後スグに入ったベトナム料理店のあまりにも素朴な雰囲気にヤラレタのかもしれないが、とにかくのんびりとしている。Costcoで買出しもしてみたが、オアフでは考えられないようなのんびり加減だ。(そもそも、オアフにのんびりだ)
島の西側に行けば、ロビンソン・ファミリーが今もなお昔ながらの生活習慣を日常としている個人所有の島、ニイハウ島を肉眼で確認できる。

「あの上空を飛んでみるのもイイな。」

宿泊したのはLIHから西へ20km程の海岸線がそばにあるコテージだった。ビーチにもとても近く、いい波が立っていた。思えば2年前、FLTかサーフィンかの二者択一で選んだFLT(気が付けば、腐ってもプロだぞ!)ではあったが、サーフィンを経験しなかったことを後悔するような波だった。

KOHALAという地名をハワイ州ではよく見かけるが、最終日に、LIHから10kmほど西の場所で、とても素敵な場所を発見した。ラムの醸造場だ。なんと、ティステイングもさせてくれる。
酒は好きなのだが、それほど知識があるわけでもなかった。ラムと聞いて思い出すのは、Pirates of Calibianのジャック・スパロウが好んで呑んでいた(これも記憶違いかも?)ということぐらいだった。よくよく調べてみると。ラムというのは砂糖から作られるらしく、その砂糖を作っていたカウアイ島でこれまでにラムの醸造がなかったのが不思議なくらいだったんだそうな。ごく最近、そのラム醸造を、いわば一村一品運動的に(?)立ち上げたんだろうか?

ティスティングは21歳以上しか参加できず、上は6歳から下は7ヶ月の乳児を連れてティスティングに望むわけにも行かず、その場でとりあえず買うことにした。透明のWhite、若干黄色みがかかったGold、そして琥珀色に輝くDarkの3種類がラインナップされている。いろいろと考えた結果、Darkを1本だけチョイス、約32ドル。

ガラス張りのティステイングルームでは、バーテンのお姉さんがティステイング客相手にこっちを指差して微笑んでいる。その味は、HNLに降りてウチに帰り着くまで分からない。

夕方6時前、あまり暗くならないうちにLIHを上がることにした。本当はナ・パリ・コーストも見せてやりたかったが、肉眼で見る限り、来た海岸に飛ぶのは得策ではない。
そのままHNLを目指して帰る。

LIHを上がってほどなくして、オアフ島の輪郭が見えてきた。WainaaeやMakahaがあるオアフ島の西側を正面に捕らえ飛び続けると、HCFからはILS4Rの提案がされた。なぜそうなったのかはわからないが、素直にそれに従った。そのまま夕闇にLDGした。

さてウチ帰ってからラムを開けた。ジャック・スパロウは海賊で、自分はパイロット、共通点と言えば洋上をウロウロすることくらいだと思うが、それでもジャック・スパロウを思い浮かべながら琥珀色のラムを口に含むと、涙が出てきそうな感覚に陥った。21世紀の現代、100NM足らずのレグを何事もなく飛ぶのは容易だ。それでも、その自分のFLTとジャック・スパロウの航跡(もちろん、どこらへんで暴れていたのかも知らない)を無理やりリンクさせて、その綺麗な琥珀色の液体を眺めてはニヤニヤする自分がいるのだった。

これまでの飛行時間:集計中

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KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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