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" IFR XC FLT"

1/7/11
Type of A/C: C172R
Duration of FLT:2.8hrs
Route of FLT:PHNL-PHNY-PHNL
Instrument approach: VORRWY3x2, ILSRWY3(LNY), ILSRWY4R(HNL)
Normal T/O:2
Normal LDG:2

XCをやるつもりでちょっと長めに機体を押さえていたが、少なくともハワイの空域でのVFRのXCは、もう飽きがきているような気がした。誤解のないように言えば、飛ぶこと自体には飽きてないけど、VFRのXCで長いエンルートの時間を過ごすのは、もったいないような気がしている。だから、雲の上を飛べるような、IFRのXCでKOAまで行くことを当初考えていた。

これまでのトレーニングで、HNL-LUP-UPP-KOA-LNY-HNLというような1日で5時間近く飛ぶようなプランを組んできた(アメリカ人はこんなバカなことはあまりやらないかも)せいか、XCはPiperやC182のような足の速い機体でしか飛びたいと思わなくなった。なのに今回の滞在では足の遅いC172にしか乗れそうもない。だから、KOAまで行って帰ってくるという当初の予定を変更することにした。

さて、昨日のアプローチは1つ、Currencyの維持にはあと5つアプローチすればイイ。それから、まだIFRのプランをファイルして単独で飛んだことがなかった。どこへ行く?

出した答えはLNYだった。LNYまでのエンルートは最低で5000ft、うまくいけば雲の上に出れるかもしれない。そりゃ9000ftあたりで飛べば雲のうえもありだろうけど、1月のこの時期、ハワイといえども寒いだろうし、LNYまで64NM、9000まであがる距離ではない。
ということで、LNYまでのIFRプランをDUATS経由でファイルする。PALAY2DEP.PALAY LNY TRNSというルート、RMKSにはLife vest等々サバイバルギアの搭載状況を記載するが、その次にこのように追加した。

"Rq approach shooting, VORRWY3x2, ILSRWY3x1, then full stop"

これが通じるかどうかはわからないけど、通じてなかったらLNYの20DME手前あたりでHCFにリクエストすればイイ。
ちなみに、PALAY2のルートはこちら↓
PALEY2DEP.jpg


少し早めに飛行場に向かい、クリアランスをピックアップする。

"HNL DEL, N9512F with info T, IFR to LNY, proposing 5000"
"N9512F, cleared to LNY via PALAY2 dep, PALAY, LNY TRNS, turn right 120, maint 5000, Dep will be 124.8, squawk xxxx"

離陸してスグにHDGを右に振り、ワイキキ、ダイヤモンドヘッドを左手に見て5000まで上昇する。残念ながら、今回は雲の層が5000ftよりも上のほうだった。ほどなくして、PALAY2.PALAYのルートであるHNL R110にジョインアップの指示が来る。

LNYでは以前もアプローチの練習をしたことがあるが、ここの利点は空域が忙しくないということにある。また、LNYに行くまでに0.8Hrsくらいかかるので、3本もアプローチの練習をすれば飛びごたえはある。LNYの手前20DMEに入る頃にHCFにリクエストを再確認するつもりだったのだが、HNL24DMEのPALAYに到達する前にHCFが、

「12F、インテンションはVORRWY3を2回とILSRWY3を1回?」

と聞いてきた。そのとおりと答えて、そのまま飛んでいると、まだLNYまで20DMEほどあろうかというところでアプローチのクリアランスが出た、まずはLNY10DMEのArcだ。1DME手前から右旋回を開始してArcには入る、9.9~10.1DMEの間でなんとかおさめられるように回る。
vor3.jpg

LNYはNone TWRなので、Finalに乗った後はRadar Servise Terminate、Fq Changeとなり、LNYのCTAFでアナウンスしながらFinalアプローチを続けることになる。Missed ApproachのアトはまたHCFのFqに戻ることになる。VORRWY3のFinalに入った後、HCFがFq Changeを指示し、LNY CTAF122.9MHzでアナウンスをしたとたん、radioから"KO~MMY~"と呼びかけるvoiceが入ってきた。Mr.Cだった。

「よう!」
「今LNY?」
「うん、LNY、Mr.Cは?」
「ビッグアイランド」
「RGR THAT」

こんな会話をCTAFでしていた。ちなみに122.9は、あちこちの島のNone TWRの飛行場のCTAFになっている。だからAvionicsがよければ、あるいはちらかが高高度を飛んでいれば、ラナイ島とハワイ島の間でも航空機間の無線交信ができる。

VORRWY3の1本目を終了し、Climbing instructionのとおりMissed Approach Courseをフォローし、5000ftまで上がる。すると、

"12F, proceed to GRAMY then hold as published"

なんとリアルのホールディングの指示が来た。LNYは空域としてはHNLほど忙しくないけど、Island Airが定期航空便を出している。それから、他にもGPSのApproachをリクエストしているトラフィックがいるようだ。そういう意味では、Full Arc込みの長い時間のアプローチをしていると、セパレーションのためのホールディングが必要になるということもある、ということらしい。

ホールディングはLNYのR278上にあるGRAMYをinbound098で右旋回するコース、Missed ApproachですでにR278に乗っているので、エントリーはティアドロップかパラレルの好きなほうを選べる、迷わずティアドロップを選択。5000ftでのGRAMYでのホールディング、CKHでのそれよりも10DMEの距離があるため、やりやすい。

10分ほどホールディングした後にリリースとなり、そのままアプローチクリアランスが出る。Arcを描いて、Finalへ入る。2回目のMissed Approachに入る頃には心地よい疲れが感じられた。
Missed ApproachからGRAMYに向かう途中、HCFがまたしてもExpect Holdingを伝えてきた。しかしこちらはエントリーを始めたところでILSRWY3へのRVが始まった。
LNYILSRWY3.jpg

こちらはもう言いなりになってFinalへ向かい、適当なところでLocalizerをInterceptするだけ。こう書くと簡単に思えてしまうかもしれないが、自分としてはILSに苦手意識がある。

RWY3にFull Stopする。LDG後にHCFにコンタクトして降りたことを伝える。この時点で自分でファイルしたIFRのプランはクローズとなる。ただ、本当にこれでよかったかどうか心配だった(VFRのときは必ず自分でHNL RADIOにコンタクトしてクローズしなくてはならない)ため、念のためHonolulu FLT Service Stationを呼び出し、プランのクローズをリクエストした。本来のコールサインは"HNL RADIO"だが、これが出てこず"HNL FLT SERVICE STATION"と問いかけてしまった。

トイレ休憩の後、LNYをVFR、2000ftでHNLに向け飛び立つ。そしてまたHCFにFlight Followingをリクエストする。「12F、IFRかVFRか?」念のためか、HCFが聞いてきた。VFRだけどILSRWY4Rのアプローチをリクエスト予定、と伝えた。

風が殆どなく、2000ftで飛んでいると穏かな海面が太陽を照らし、なんとなくキレイだ。HNLはILSRWY4Rをリクエスト。
ILS4R.jpg

ILSのFinal以降は極力外を見ないようにして、でもたまにRWYを見て、ILSの表示のズレとRWYとの実際の位置関係確認しながら降りていった。Wind calm、FLAPは30°、満足のいくLDGができた。

2.8Hrs、LNYまで行ってアプローチ3本やってLDGまでが1.9Hrs、LNYからHNLまでが0.9Hrs。KOAまで行かなくても、十分にお腹いっぱいに飛んだFLTだった。

これまでの飛行時間:集計中
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プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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