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”Night Solo is fun"

5/14/10
Type of A/C: C172
Duration of FLT:1.6hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:20
Normal LDG:20
RMKS:Night Solo

5/16/10
Type of A/C: C172
Duration of FLT:1.7hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:17
Normal LDG:17
Instrumnet Approach:ILSRWY4R(HNL)
RMKS:Night Solo

これまでに200時間以上飛んできて、実は積極的にはやってこなかったことが1つある。Nightだ。

CommercailのRequirementには、「Night VFRコンディションでのSoloもしくはイントラを乗せてのPIC乗務、5時間以上、TGL10回以上」というのがある。これをやらなくてはいけない。

Night、これまであまり得意ではなかった、というよりも、あまりやってこなかった。Nightでなにが難しいかというと、自分の場合、RWYの視認だ。

HNLをRed Hiil3で上がってKALAELOA(JRF)まで行く場合、離陸後RWY4から見て111時方向にある山に鎮座する「Tripler」というピンク色のお城のような建物(陸軍病院らしい)を目指して飛び、「モアナルア・ロード」に到達したらそれに沿って西に向かう。その後、JRF TWRにコンタクトすると、「QUARRY」という採掘場でのリポートを指示される。そこから「RWY4L」のダウンウィンドに入ることが多い。日中においては、これらの「ビジュアル・ポイント」は容易に認識できる。

これがナイトだとどうなるか。「Tripler」は山並みの照明にまぎれてよくわからないし、「QUARRY」は真っ暗なブラックホールだ。「モアナルア・ロード」は比較的分かりやすいが、初めての人が見たら他の道と間違えること必至だ。

以前、何回かイントラとVFR Nightを飛んだ中で難しいと思ったのは、RWYの視認だ。「慣れ」ないと、たとえダウンウィンドにいてもRWYがよくわからないのだ。この「慣れ」には2つあって、1つは文字通りNight FLTへの慣れ、もう1つは目の慣れだ。急に明るいところから暗いところに行くと目が慣れない。これは飛んでいるときも同じで、グレアシールドや計器パネルの照明を明るくしすぎると、外の風景が見にくくなる。一説には、目が暗闇に慣れるには30分程度必要らしい。イントラとNight飛んでいるときにTWRからCleared to Landをコールされたはいいが

「で、RWYどれ?」

となることが何回か合った。もちろん、LANAI(LNY)の様に周辺になにもなく、暗闇の中にRWYしか見えないのであればわかりやすいが、JRFは住宅地や工場が隣接していて、どこも照明の色が似たような感じ。よって、どれがRWYなのか分からなくなる。

しかし200時間も飛ぶと、なにに注意すべきか、どんな準備をしていけばいいか、なんとなくボンヤリとだが、知恵が働くようになったようだ。ここにきて、Nightを飛ぼうという気になった。
IFRのCHK RIDE以来のC172、12F。こいつはアビオと計器照明装備が充実している、Nightにはもってこいだ。以前であればは「1ヶ月も飛んでない機体でいきなりNightは無謀ではないか?」と思っていたかもしれないが、勝手知ったる12F、少なくともよっぽどの経年劣化による機体特有のクセがない限り、C172のN.P,SP,Rにについて飛ばせないとは思わなかった。

Nightと言えば、忘れてはいけないのがマグライト。豪華な旅客機と違ってGPUはないから室内灯(クルマのヤツに似たのがある!)をつけるなんてことはしない。そして手をフリーにするため、ヘアバンド式のコイツが頼りとなる。
magloght.jpg

白色3パターン+赤色灯がついている。まるでドリフの探検隊だが、Nightを飛ぶジェネアビ・パイロットには必需品だ。
暗闇の中、ENGを回す。NAV LIGHTとTAX LIGHTをつける。これでクルマに乗っているときと同じくらいの明るさはあるので一安心。いつものようにGray PadでRun Up、Face to Taxi wayでGNDにコンタクトしてタクシーする。

手順、ATCフレーズはいつもと同じ。いつもはタクシーウェイは灰色で黄色のラインが見えるのに、Nightでは青いライトで描かれたルートしか見えない。

「大丈夫、この青い輪郭の内側をタクシーしているかぎりは、大丈夫」

そう言い聞かせてRWY4Rに向かう。そしていよいよRWYにPosition and Holdする。センターラインが見にくい・・・
発着数は多いからだと思うけど、HNLのRWY4R@Fのセンターラインは見にくい。Cleared for Take Offと言われたものの、センターラインがよく見えないので、タッチダウンゾーンのマーカーを頼りに離陸した。Vr=60kt、久々の感覚だ。さて、パニックにならないようにしないと。

Triplerはやはり見えないが、いつもと日中に見えているだろう位置になんとなく暗闇の空間があるのがわかった。モアナルア・ロードに到達するまでだから、少々ズレても問題ない。モアナルア・ロードに沿って飛び始めて、いつも見えるものとの見え方の違いを今のうちに覚えておいた。戻りはNorth 2 ArrでInterchange→Ford Island→Navy Marine Goulf Course→Inter Islandsのルートだろうから、それぞれの見え方を確認する。Interchangeはフリーウェイが北側にも伸びるポイントでジャンクションがある、Ford Islandには橋がありライトアップされている、Harbor Viewもわかった。帰りのルートはHNL上空に到達するまでは大丈夫そうだ。

JRF TWRにコンタクト、Report QUARRYからRWY4LのDown windへ。金曜日の夜、さすがに他に飛んでいるトラフィックはない。飛行場の位置自体はビーコンで認識可能。JRFはビーコンがTWRについている。4LダウンウィンドへはTWR直行コースをとるからここは簡単。正面にCampbell Industrial Parkが見える。JRFとの境界線手前でBaseへ。

”12F, turning Base, 4L”
”N12F, RWY4L, Cleared for the option”

ここにきて、まだRWYがよく見えない。正面には薄っすらとRWY4Rを真横から捉える。Finalへ向かい、徐々に光の道筋が見え始めてきたが、それでもよくわからない。見えないのではなく、どれがRWYなのかわからないのだ。

「なんとなく見えてきたけど、あれ青いパスだよな・・・じゃあアレはTaxi way Bじゃん。わかんなかったらGo Aroundすればイイか。」

そんなことを考えながらアプローチしていると、Short FinalでRWYを視認。SteepなバンクでTaxi way BからRWY4Lへ「サイドステップ(?)」する。LDG Lightを付けてさらに近づくと、「4L」の文字が浮かんできた。

「ああよかった!」

そしてパターンを回り始めた。ダウンウィンドに入ってRWYのライトの見え方を確認し、4Lのスレッショールドの赤ランプも認識した。これをアプローチ側から見ると緑ランプが見えるはず。そんなことを考えながらBaseに入ると、本当に薄っすらとスレッショールドの緑ランプが見える。

「なるほど、見え方は大体分かった」

2つのことに気がついた。
1つは、パターンを回っていくうちにそれぞれの旋回ポイントで見える風景がほぼ同じだということ。これは日中でもそうあるはずなのだが、日中は眼球に入ってくる全視界を情報として認識しているため、目標となるポイントという意識があまりなかった。これがNightだと、アップウィンドではRWY HDGでHNLのほうに見える明るめの街の光、クロスウィンドでは交差点(信号赤だとなおさら同じ)、ダウンウィンドではCampbellの煙突(こいつは日中でも同じだが、夜はAnti Collisionで認識するため、点として認識)。これらを毎回同じ見え方になるように飛んでいれば、パターンワークはできているということだ。
もう1つは、少しずつRWYが見やすくなってきたということ。目が慣れてきたのだろう。そして計器パネルの照明に気がついた。
「もう少し限界まで照明を落とした方が外を見やすい?」
的中だった。

10回のTGL、それからパッセンジャーを乗せるためのFull Stop3回もやっとけば十分だろうと思って回り始めたが、時間も稼ぎたかったので気が済むまでTGLをやった。夜の8時から9時くらいまでの間、ずっとTGLしていた。回数は12回目くらいから分からなくなったので、ログブック上は18回としておいた。

LDGの方だが、以前は目の錯覚でラウンドアウトとフレアが早すぎて高めの位置からドシンとなることが多かったが、今回は意外にもドシンはなかったし、跳ねもしなかった。これは自信に繋がった。ただ、日中はStall Warningを鳴らしながら粘るように降りるのだが、それは聞こえてこなかった。

20回近くやっているのだろうからもういいだろうということで、HNLに戻ることにした。JRFでのTGL後半で考えていたことは、HNLでのRWYの見え方だった。Inter Islandまでは見つけられるだろう。けど、そこからRWY8R沿いのラグーンの角を目指して、TWRを左に見ながらRWY4LorRに降りれるかどうか、それはやってみないとわからなかった。ひとつ頼りにしたのはGPS。最悪、コイツを使ってRWYとの位置関係を考えればいい。HCFにコンタクトすると、North 2 ArrでFord IslandからNMGC経由の戻り。ただ、Ford Islandに近づいてきたところでTWRにハンドオフされ、このTWRが大サービスしてくれた。


”12F, proceed to base RWY4R, RWY4R Cleared to land”

よっぽどトラフィックがいなかったのか、ショートカットさせてくれた。しかし、見え方がよくわからなかったので少しGPSに頼る。TWRは・・・見えない・・・左手にRWY8Lを見ているから、ヒッカム空軍基地の上空を飛んでいるようだ。そして正面にRWY8Rと思われるRWY LIGHTと、その左にガイダンス・ストロボが走っているのが見えた。

「4Rだ。」

少しずつそのストロボにあわせるようにアラインすると、RWY4RとLのライトが見えた。これで降りれる。

降りたアトは、

”12F, where to park?”
”Ari Service,12F”
”Turn right E, taxi to Air service, remain this frequency”

TWRも暇なのか・・・

今日飛んだのは1.6Hrs、金曜日の夜、延々とJRFのパターンをグルグル回る、一般的には楽しい金曜日の過ごし方ではないかもしれないけど、Nightを完全に1人で飛んでみて、初めて「パイロットになったんだな」と思えてきた。

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そして、翌土曜日は雨雲が近づいていたため念のためキャンセル、日曜日に再度Nightを飛んだ。これも、日曜日の夜の過ごし方としては正しくないだろう。でも、TGL10回はクリアしてもNight VFR5時間はできるだけ埋めておきたい。そうすれば、Mr.Jと出るNight XCへの負担も軽減できる。
もう見え方については問題ないし、計器の照明も最低限にするようにした。この日も15回ほどTGLして、夜9時をまわったとことでJRF TWRから「まだパターン回る?」と聞かれたくらいだった。

また、この日はLDG時のノーズとRWY ENDの見え方について着意したところ、思った以上にハイアングルにすることでストールフォーンが鳴る、日中と同じ降ろし方ができるようになった。



で、この日は別のことをやってみた。4LをFull Stop後、RWYからいったん出て再度タクシーする。そしてTWRにリクエストを伝える。

”N12F, request shooting HNL ILSRWY4R Approach”

セーフティは乗せてないからあくまでもビジュアルだけど、NightでのInstrument Approachだ、それも単独で。

4L@CでHold ShortしてILS4Rの準備をする。といってもチャートは頭の中に入っているので、COMM/NAVの設定と、HNLのATISをとるだけ。「準備をするから現在位置で2分間ホールドします。」と伝えたら、SQUAWKだけは伝えられてきて、それもSET。
12Fの場合、NAV1、2とTurn Cordinatorは計器ランプがついていない。これらを見るためにはグレアシールドのライトを少しつけなければいけない。いわくつきのDMEをセットし、GPSにも念のためHNL ILS4Rをインプット、NAV1とNAV2をSETし、

”12F, ready for departure”
”12F, aftetr departure, HDG210, Climb andMaintain1500, DEP will be 118.3, remain cleare HNL class B”

そして、上がった。
JRFから210に向かうと、海に向かって南下することになる。まさに闇夜だ。VMCでVFRだけど、IMCと言っても過言ではない。ここはInstrument Rating Hoderとしてしっかり飛ばしたい。1つポイントとなるのは、後ろを振り返るとオアフ島の光は見えるので、バーディゴやパニックになった場合はそっちを見ることもできる。そういった意味では1人でもイイ練習になった。Finalへ向かうあたりから、正面に赤いランプが2つ見え始めた。LLZをEstablishedしてDMEを見る。やはりいまだに途中でOUTになるようだ。GPSでPERLYが近づいてからGSに沿って降下を開始する。

「ああ、アレPAPIか。こんな風にみえるのか。」

そのまま4RにLDG。ランプインすると、ちょうどAir Serviceの給油車(毎日夜の内に給油する)が他の機体に給油しているところで、ENGを切ったらこちらにやってきた。これはイイタイミングだ。
給油車が12Fの前に止まったところで、抜いたキーを見せて「MAGS OFF、安全だよ。」とアピールした。

その日の夜勤は典型的・健康的ハワイアンの若い女性2人組で、「ソロだったの?」と話しかけてきた。

「ああ、今Commercialのトレーニングやってんだけど、Night VFRで5Hrs飛ばないといけないんだよ。」
「ヘー、で、どうだった?」
「Cool!」

Night、病み付きになるかも。
12fnight.jpg

これまでの飛行時間:244.0Hrs
プロフィール

KOMMYthePILOT

Author:KOMMYthePILOT
このblogでは、FAA Commercial Pilot(ASEL, AMEL) with Instrument Rating(事業用固定翼単発・多発操縦士+計器飛行証明) KOMMY(元ハワイ駐在員:現在は日本在住)のFLT(Flight)の模様をお送りしています。


ちなみに、
1970年生まれ、九州生まれの"おいさん"です。
(ウチの地元では、"おじさん"のことを"オッサン"と言わずに、"おいさん”と言います。)

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